北海道放浪の旅 (part26)



 新狩勝トンネルを抜けると、雪が一気に消えてしまいました。
 そして、遠くには、十勝平野を一望します。

ここは、何度も、キハ283系の特急で通過しましたが、キハ40系の場合は、スピードがそれほど出ないので、ゆっくりと景色が見えます。
 そして、畜産試験場というのが見えてきますが、牛の姿は、全く見えませんでした。
 次の停車駅、新得に向かって、ドンドンと線路を下っていきます。
 そして、根室本線の旧線が見えてくると、停車駅です。


 12時45分、新得駅に到着しました。
 わたくしは、ここで下車しました。
普通列車は、ここでは長時間停車はせず、すぐに発車していきました。

 新得は、蕎麦が有名で、わたくしは、駅の立ち食いそばでいただきました。
 新得の駅舎も、小ぢんまりとした感じがしました。
 新得は、北海道の重心地のようです。

富良野は、中心地。新得は重心地・・・
 このように、重心地ということで、モニュメントがありました。
 そして、こちらの銅像・・・。
 火夫の像です。

蒸気機関車で狩勝峠を越えるため、運転は想像を絶する事柄が書いてありました。
 ホームに戻り、13時28分発の特急「スーパーおおぞら6号」札幌行きに乗車します。
 再び、狩勝峠を目指して走行していきます。

 13時48分、トマム駅に着きました。

このあたり、高速道路の工事がたけなわでした。
いづれ、スーパーおおぞらに脅威を与えるかもしれないです。
 占冠をトップスピードで通過。
意外にも、集落が多いことに気づきました。
 そして、新夕張も通過・・・。
次の停車駅、苫小牧まで、約1時間ノンストップです。
 滝ノ上(たきのうえ)駅を通過すると、夕張川を渡りますが、このように旧線の橋脚も見えました。
 そして、ダム湖になったりして、夕張川も川幅に変化を与えてくれます。
 北海道で、よく目に付くのは、このようなパターゴルフ場です。
しかも、かなり大きいのがいくつか見られました。
 そして、15時07分、新札幌(しんさっぽろ)駅に到着しました。

ここから、15時15分発、特急「スーパー北斗16号」函館行きに乗り込みます。
なんと、キハ281系ではなく、キハ283系が・・・
 「スーパーおおぞら」と同じ車両が使われていたので、函館まで快適なグリーン車の旅が出来るようになりました。
 南千歳(みなみちとせ)駅を出ると、新千歳空港が見えてきました。




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